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2010年 7月 26日作成

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 経済部が6月23日に発表した最新の工業生産動向によると、景気が安定的に回復していることや、電子ブックやiPadなど消費性電子商品の売れ行きがよく輸出も好調であることから、5月の工業生産指数は124.42、前年同月比+30.67%となった。また、工業生産指数のうち最もウェイトの高い指標である製造業指数は127.63、前年同月比+33.04%となり、工業生産指数、製造業指数とも3ヶ月連続で過去最高を更新した。製造業の業種別では、機械設備業は同+91.8%と増加幅が最も大きく、次いで電子部品業が同+47.5%、ゴム製品業が+44.52%、基本金属業が+26.46%、化学材料業が+10.98%となった。
 黄吉実・経済部統計処統計長は、主要な輸出産業である電子部品業が好調であることについて、新型の電子ブックやiPadなどの新たなハイテク製品が発売されたことから需要が増加しているほか、昨年の水準が低かったことが全産業で大幅な伸びをもたらしたと分析している。また、同氏は、金属業では、自動車、機械及び金物などの川下産業の需要の増加、政府の災害復旧工事、民間電子製品業者からの受注増加により鋼鉄の増産が行われているほか、化学材料については、景気の安定的な回復により石油化学原材料の需要が喚起されていることに加えて、中国大陸における5月の長期連休後、業者が在庫の補給を行ったことから増産されていると説明した。
 今後の展望について、黄統計長は、中国、東南アジア及米国などの景気回復はEU諸国の債務危機による世界的な経済の停滞を軽減させているほか、ECFAの締結により台湾経済は更に活発化させることから、6月の製造業生産は引き続き安定的に成長し、第2四半期の製造業生産は+30%以上の伸びになるだろうとの認識を示した。

 工業生産指数の前年比伸び率(製造業業種別)(PDFファイル)