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2010年 9月 27日作成

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 行政院主計処は8月5日、7月の物価変動調査を発表した。それによると、業者が国際原材料価格の上昇を次第にコストに反映されていることから、7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比+1.31%と緩やかな上昇となったが、現時点ではインフレ圧力は見受けられない結果となった。ただし、注目すべき点としては、貴金属・宝石の装飾品は同+17.2%の大幅増となり、すべての項目で最も上昇幅が高くなったことである。物価指数の内訳を見ると、ロシアの旱害及びオーストリアの虫害により小麦やとうもろこしや穀物の国際価格が上昇し、小麦が1ブッシェルあたり前月の4.6米ドルから6.6米ドルに上昇したほか、銅、ニッケル、亜鉛の価格も全面的に高騰している。台湾ではこれらの農工原料を大量に輸入しており、これらの価格の上昇により7月の輸入物価は前月比+0.16%、前年同月比+6.28%となったものの、ここ8年以来の最低水準となった。主計処の担当者は、年増率が最低水準となった要因は、主に昨年の基準がやや高かったためであり、農工原料上昇の基調が緩やかとなったわけではないと説明した。
 輸出入物価を総計した7月の卸売物価(WPI)は業者間取引価格の変動を見るための重要な指標であるが、昨年の基準が高かったため前年同月比+5.34%とここ8ヶ月以来の最低水準となった。
 主計処は、最近、原料価格の高騰により、一部の業者はコストの増加を小売業に転嫁しており、外食価格は2ヶ月連続の上昇、衣類の割引も減少したことから、7月の消費者物価は同+1.31%とここ3ヶ月での最高となったと分析している。


 物価動向(7月分PDFファイル)