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2010年 11月 25日作成

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 経済部は10月25日、最新の商業動態統計を発表した。9月の商業営業額(卸売、小売及び飲食レストラン業)は1兆1,735億元、前年同月比+6.95%となり、単月の金額としては1999年の調査開始以来過去2番目の高水準となった。卸売業及び小売業はそれぞれ同+6.45%、+7.88%となったほか、飲食レストラン業は同+13.25%の大幅増と卸売業及び小売業の伸び率を上回った。
 蔡美娜・副統計長は、小売業については、近々円高により日系自動車の値上げがあるという市場予想から、前倒して自動車を購入する動きが盛り上がったことから、9月の新車プレート申請台数は2.8万台と前年同月比+40%、(輸入車が同+72%で、国産車が同+34%)となっており、円高が自動車市場の活況をもたらしたと述べた。総合商品小売業の中では、軍人宿舎での弁当販売やコーヒーの売上が好調であったことから、コンビニの営業額は同+13.03%となった。
 なお、小売営業額の1~9月の累計は2兆5,717億元、前年同期比+6.90%となり、金額は同時期として過去最高、年増率もここ6年間で同時期としては最高の伸びとなった。
卸売業については、石油化学工場の事故発生による供給が逼迫したことに加え、国際石油価格の値上げによる化学原料価格の上昇や大豆、小麦、とうもろこしなど農産原料の国際価格の値上げが、全体の売上額を押し上げた結果となった。このうち、化学原料及びその他製品業の営業額は前年同月比+11.83%と最も伸び率が大きかった。


 商業動態調査[PDFファイル]