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2011年 4月 11日作成

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 中央銀行は3月4日、最新の外貨準備高を発表した。2月末の外貨準備高は前月比35.79 億米ドル増加の3,906.9億米ドルと過去最高となった。世界ランキングでは中国、日本、ロシアに次いで4位を維持した。銀行関係者は毎月30~50億米ドルの増加ペースから推計すると、早ければ第2四半期にも4,000億米ドルの大台を突破するとみている。
 林孫源・中央銀行外為局長は、外貨準備の増加要因について、主にユーロなど主要貨幣の対米ドルレートの上昇(統計によれば、2011年1月の間にユーロ+0.93%、イギリスボンド+2%、日本円+0.37%)による帳簿上の資産価値の増加及び外貨準備の運用収益の増加によるものであると説明した。
 中央銀行の統計によると、2月末の外資資金の有価証券保有額(時価ベース)と預金残高は合計2,351億米ドルと外貨準備高の60%に相当する金額となっており、1月末(66%)に比べ6ポイント下降したこととなる。これについて、林外為局長は、2月の外資資金が株式を売却し資金を海外に送金したため、外資資金の国内資産保有額が外貨準備高を占める比率が下降したと分析している。消息筋によると、2月の外資による株式売り越し額の累計は1,000億米ドル近くに達しており、そのうち21億米ドルが海外に流出したと説明した。


 外貨準備高・為替レートの推移 表[PDFファイル]