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更新日時

2012年 1月 11日作成

休所お知らせ
●Visa Applications Before and After the New Year Holidays
Visa Applications Before and After the New Year Holidays
December 26th (Fri) is the last day for visa applications before the New Year Holidays.
Our office is closed from December 30th (Tue) to January 2nd (Fri).
コンテンツ

 中央銀行は12月5日、外資資金が株式市場から流出し、外貨準備高が急減し、11月末残高は前月比53.59億米ドル減少の3,879.68億米ドルとなったと発表した。他の国の外貨準備高をみると、10月は、多くの国で増加したものの、11月は外資資金が流出し、台湾のみならず、韓国、インドの外貨準備高も140億米ドルほど減少した。世界ランキングでは、中国(第3四半期の残高3.2兆米ドル)、日本(1.13兆米ドル)、ロシア(4,640億米ドル)に次いで、4位を維持した。なお、主要競争相手である韓国は3,008億米ドルとなっている。
 林孫源・外為局長は、「外貨準備が減少した原因は主に、ユーロ等主要貨幣の対米ドルレートの下落による帳簿上の資産価値の減少に加え、外資の大量流出によるものである」と説明した。
 中央銀行の統計によると、11月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び預金残高は合計1,808億米ドルとなっており、外貨準備高に対する割合は47%と、統計発表以来の最低水準となった。これは確かに11月の外資流出が少なくはなかったことを示している。
 11月の台湾株式市場は、外資の大量流出の影響を受け、加権指数は一時6.800を割り込み、月当たりの下落率9%、流出額は19.42億米ドルとなった。これについて、林外為局長は、「1月の外資資金の外貨準備高に対する割合は66%と高い水準を維持していたが、現在は、今年の最低水準にまで下落している」と述べた。
 外為関係者は、「11月は外資の流出は確かに厳しいものであった。韓国の外貨流出額は僅か30億米ドルであったことからみても、台湾から外資が流出していることは明らかであり、台湾株式市場は他の国よりも過度に影響を受けているようだ。台湾株式市場のファンダメンタルズは堅調であるにもかかわらず、ひどく下落している。はっきりとはしないが、選挙の状況と関連しているのかもしれない」と分析している。


 外貨準備高・為替レートの推移表[PDFファイル]