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更新日時

2012年 3月 7日作成

休所お知らせ
●Visa Applications Before and After the New Year Holidays
Visa Applications Before and After the New Year Holidays
December 26th (Fri) is the last day for visa applications before the New Year Holidays.
Our office is closed from December 30th (Tue) to January 2nd (Fri).
コンテンツ

中央銀行は2月6日、ユーロなど主要貨幣の対米ドルレートの上昇による資産価値の増加及び外資の流入から、1月末の外貨準備高は昨年12月に比べ47.57億米ドル増加の3,903.04億米ドルとなった。世界ランキングでは、中国、日本、ロシアに次いで、4位を維持した。
 今年に入り、外資は、昨年12月末の大量撤退から流入局面に転じた。金融監督管理委員会の統計によると、1月単月の純流入額はすでに30.21億米ドルとなっている。また、中央銀行が発表した1月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び預金残高は合計2,050億米ドルとなっており、外貨準備高に対する割合は53%と2011年12月の48%(統計発表以来の最低)から一気に回復した。
 林孫源・外為局長は、「今回流入した外資資金は殆ど株式市場に投入されており、すなわち、投機家による為替操作の疑いはないことを意味している。台湾株式市場は外資の連日の買い越しの恩恵をうけており、旧正月後に8,000ポイントの大台に挑む可能性もある」と指摘した。
 米国金融緩和政策が2014年末まで延長された影響を受け、国際資金が大量にアジア市場に回流している。米ドル以外の貨幣レートは、次々と上昇しており、貿易ライバルである韓国の外貨準備高も前月比49億米ドル増加の3,031億米ドルとなった。
 林局長は、「最近、外為市場は外部情報の流れに左右されやすく、資金流動がはっきりせず、動向を予測するのが難しい。例えば、5日の台湾元レートは元安ドル高となっている。たとえ外資資金が流入したとしても、欧州債務問題が再発し、悪い材料が蔓延することとなれば、流出に転じる可能性もある」と指摘した。


 外貨準備高・為替レートの推移表[PDFファイル]