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2012年 4月 27日作成

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 中央銀行が3月26日に発表した最新のマネーサプライによると、2月のM1aは+1.16%となった。また、M1b及びM2の伸び率はそれぞれ+2.84%、+4.92%と1月より下降した。特に、株式市場の資金動向を反映するM1bの伸び率は、前月に比べ1ポイントの大幅減となり、市場からの関心を集めた。これについて、陳一端・中央銀行経済研究処副処長は、「主に、昨年の旧正月が2月であったため、比較基準が高かったことによるものである。当面の資金供給は充分である」との見方を示した。
 2月の株式市場は活況を呈していたものの、3月は調整期に入り不安定となっている。ただし、2月の証券振替預金残高は前月比885億元増加の1.37兆元と過去最高となっており、投資家の市場に対する信頼感はまだ存在していることを示している。陳副処長は、「2月の証券振替預金残高が大幅増となったことは、主に、新株の上場効果によるものである。旧正月前に投資資金が次々と流入し、株式市場の活況にプラスとなっている」と説明した。
 統計によると、今年の1月、2月の外資流入額はそれぞれ30.21億米ドル、9.37億米ドルと、昨年12月の流入額に比べ減少したにもかかわらず、2月の買越し額は前月比122億元増加の635億元と増加した。陳副処長は、「2月の外国人による台湾元預金残高が前月比396億元の減少となったことは、外資の流入額は減少したものの、台湾元建て預金にストックしていた多くの資金が株式市場にシフトし、外資が台湾市場に対する信頼を有していることを示している」と分析した。
 金融機関の貸出及び投資については、銀行の公営事業及び民間部門に対する債権が伸び悩んだことから、2月は1月(+5.22%)より+5.15%に低下した。
 外国人による台湾元預金が株式市場に流入したことに加え、個人投資家の証券振替預金残高が過去最高となったことについて、市場投資家は、「内外資が流入しており、台湾株式市場の大幅上昇を期待できる」とみている。


 金融動向表[PDFファイル]