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更新日時

2012年 8月 2日作成

休所お知らせ
●Visa Applications Before and After the New Year Holidays
Visa Applications Before and After the New Year Holidays
December 26th (Fri) is the last day for visa applications before the New Year Holidays.
Our office is closed from December 30th (Tue) to January 2nd (Fri).
コンテンツ

 中央銀行は7月25日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、6月のM1aの伸び率は+4.51%となった。銀行貸出及び投資の伸び悩みから、株式市場の資金動向を反映するM1bの伸び率は+3.18%に下降し、2ヶ月連続の下降となり、ここ4ヶ月の最低となった。市場全体の資金需給を表すM2の伸び率は+4.19%と23ヶ月での最低となった。株式市場において引き続き逆転現象を呈している。また、個人投資家の投資指標である証券振替預金残高は前月比418億元減少の1.21兆元とここ2年の最低となった。これは主に税収減少及び株式市場の低迷によるものであり、今後において、株式市場の資金供給がタイトとなる懸念があることを示している。

 6月の外資純流出額は3.44億米ドルと流出幅が縮小した。外資による株売超し額は262億元と売超し額が縮小した。外国人による台湾元建て預金残高は前月比19億元減少の2,043億元となった。一方、株式融資額は2,178億元に減少し、3ヶ月連続の減少となった。これは個人投資家の投資マインドが低下することを示している。

 下半期のマネーサプライについてみると、陳一端・中央銀行経済研究処副処長は、「M1bの伸び率は基準値、景気及び株式市場など金融取引に左右されやすく、特に昨年第3四半期の企業による配当金の発給額は今年を上回っており、基準値要因でみた場合、今年第3四半期M1bの伸び率は引き続き低下趨勢となりかねない」との見方を示した。
 
 キャピタルゲイン課税が立法院で三読通過したことについて、陳副処長は、「金融関係者はキャピタルゲイン課税案が通過し、不確定要素が消えた後、株式市場が正常に戻るとみていたが、全体からみると、株式市場は主に経済ファンダメンタルズを反映しており、株式市場の回復は経済面次第である」と説明した。


 金融動向表[PDFファイル]