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2013年 3月 13日作成

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 経済部は2013年1月23日、最新の商業動態統計を発表した。2012年12月月の商業営業額(卸売、小売及び飲食レストラン業)は1兆2,130億元で、前年同月比+1.74%となった。民間消費の原動力を反映する小売業の営業額は3,389億元、前年同月比+1.77%と金額として過去2番目の高水準となった。卸売業の営業額は8,403億元、前年同月比+1.50%となった。飲食レストラン業の営業額は337億元、同+7.77%となった。

 2012年通年では、商業営業額(卸売、小売及び飲食レストラン業)は14兆2,102億元で、前年同期比▲0.41%となった。卸売業は10兆116億元と過去2番目の高水準となったが、年増率は▲1.59%となった。小売業は3兆8,131億元で、同+2.41%と金額として過去最高となった。このうち、総合商品小売業は1兆280億元と初めて兆元の大台を突破し、過去最高となった。業種別では、牽引車となった百貨店及びコンビニの営業額はそれぞれ2,800億元、2,677億元と両方ともここ12年間での最高水準となった。コンビニは、毎月のプラス成長及び6ヶ月連続して二桁の成長となったほか、6ヶ月ほど百貨店の伸びを上回ったことから、同+8.83%と百貨店の伸びを上回った。一方、百貨店は2月に▲2%となり、購買シーズンの12月でさえ同▲0.75%となった。10月に販売促進を実施しても同+2.21%となったことから、2013年、2014年の成長率もコンビニが百貨店を超える可能性があると見込まれている。飲食レストラン業の営業額は3,855億元で、同+3.58%と金額として過去最高となった。これについて、経済部は、「昨年の結婚カップルが減少したものの、観光客が大幅に増加したことは飲食レストラン業の成長に大きく支えた」とみている。

 楊貴顕・経済部副統計長は、「総合商品小売業、百貨店、コンビニ、食品業は通販により売上を拡大し、2012年の無店舗小売業の営業額は1,818億元と過去最高となった。これは商業営業額の成長を大きく寄与した」と説明した。

 今後を展望すると、2013年1月は、小売業及び飲食レストラン業のピークに入り、きっと芳しい業績を見せることが予想されており、楊副統計長は、「貿易環境に依然としてリスクが存在しているが、2012年の消費力は2013年まで継続する」との見方を示した。

商業動態表[PDFファイル]  [72KB]