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2012年 12月 6日作成

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 経済部は11月23日、最新の商業動態統計を発表した。10月の商業営業額(卸売、小売及び飲食レストラン業)は1兆2,199億元で、前月比+1.0%、季節調整後▲0.5%、前年同月比▲0.67%と5ヶ月連続のマイナスとなった。このうち、卸売業の営業額はコンピュータ、家電設備、貴金属などへの需要が減少したため、前年同月比▲1.61%となった。一方、小売業の営業額は食品飲料業及び総合商品業の売れ行きが好調であるため、同+1.98%となった。自動車業はマーケットの不況により、売上が減少した。飲食レストラン業も昨年建国百周年の結婚ブームにより比較基準が高かったことから、▲2.03%となった。

 10月の卸売業営業額は8,577億元、同▲1.61%となった。業種別では、機械器具業はコンピュータ及び通信商品の新商品発売前の販売減少により同▲3.0%となった。家庭器具及び用品業は国際ゴールド価格の不安定及び家電産品の売上が不況であるため、▲8.1%となった。化学原料及び製品業は昨年第5ナフサ工場の定期点検及び台湾プラスチック工場の事故発生による稼動中止のため、比較基準が低かったことから、同+8.2%となった。

 小売業営業額は3,311億元で、前年同月比+1.98%となった。各分業別では、自動車バイク及び部品業が同▲4.3%となった以外、すべてプラス成長となった。特に、食品飲料及びタバコ製品業は同+7.3%と各業種において最も高い伸びとなり、次いで燃料業は+4.4%となった。自動車バイク及び部品業を除いた小売業の営業額は2,919億元、前年同月比+2.9%となった。

 10月の総合商品小売業は同+1.79%となった。各分業別では、量販店が同▲1.65%となった以外、すべてプラス成長となった。このうち、スーパーは店舗展開により同+2.51%となり、百貨店は開店記念セールの実施により同+2.21%となった。コンビニは生鮮食品及び新商品の販売好調により同+1.79%となった。
飲食レストラン業の営業額は311億元、前年同月比▲2.03%となった。レストラン業が昨年の結婚ブーム及び双十節連休による比較基準が高かったため、▲2.8%となった以外、飲料店業及びその他レストラン業は軒並プラス成長となった。

 1~10月の累計では、商業営業額(卸売、小売及び飲食レストラン業)は前年同期比▲0.82%となり、うち卸売業が▲2.19%、小売業は+2.56%、総合商品小売業は+5.76%、飲食レストラン業は+3.30%となった。


商業動態表[PDFファイル]  [72KB]