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2015年 7月 13日作成

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 中央銀行は6月25日、最新のマネーサプライを発表した。それによると、5月のM1aの対前年比伸び率(期中平均ベース)は+5.94%となった。M1bの対前年比伸び率は+6.18%となった。M2の対前年比伸び率は+6.81%と4ヶ月連続で中央銀行の目標レンジ(2.5%~6.5%)を上回った。

 株式市場への資金動向とみなされるM1bの対前年比伸び率は、2012年10月からM2の伸び率を27ヶ月連続して上回る「ゴールデンクロス」を呈してきたが、今年の1月からその逆の「デッドクロス」に転じ、今まで4ヶ月連続してきた。両者の差は4月の0.68ポイントから0.63ポイントに縮小した。

 中央銀行の官員は、「M2の対前年比伸び率は4ヶ月連続して中央銀行の目標レンジを上回ったものの、季節調整後のM2の対前年比伸び率は+6.46%と中央銀行の目標レンジ範囲内にある。これは、主に外資の流入が持続されていることによるものである」と説明した。金融監督管理委員会の統計では、1~5月の外資流入額は計123.86億米ドルで、昨年同期を上回った。うち5月の外資流入額は4月の36.87億米ドルから16.87億米ドルに半減したものの、M2の対前年比伸び率に影響を与え、デッドクロス(M1bの伸び率がM2の伸び率を下回る)の局面を続けた。消息筋によると、6月は外資が流出に転じるため、ゴールデンクロス(M1bの伸び率がM2の伸び率を上回る)に逆転する可能性はある」との見方を示した。

 中央銀行の官員は、「5月のM1b及びM2の対前年比伸び率ともに上昇した原因は、主に外資の持続的流入によるものである。1~5月のM1bの対前年比伸び率及びM2の対前年比伸び率はそれぞれ+5.81%、+6.46%となった」と指摘した。また、「実際に、法人の資金調達方法が多元化しているため、M1b及びM2対前年比伸び率からなるデッドクロス或いはゴールデンクロは株式市場動向を図る意味は以前ほど重要ではない」と述べた。


(註)
*M1a:通貨発行額。企業・個人(非営利団体含む)の小切手預金および非定期性預金残高の総額。
*M1b:M1aに個人の非定期性積立預金残高を加えたもの。
*M2:M1bに企業・個人の定期性預金残高、外貨預金、外国人による台湾元建て預金残高などを加えたもの。



金融動向表[PDFファイル]  [55KB]