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2015年 10月 7日作成

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 経済部は9月23日、最新の工業生産動向を発表した。それによると、8月の工業生産指数は104.47、前年同月比▲5.46%となり、製造業生産指数は104.28、前年同月比▲5.52%と両方とも4ヶ月連続のマイナスとなった。工業生産及び製造業生産指数の減少幅が7月より拡大し、両方とも2013年3月以来最大の減少幅となった。1~8月の製造業生産は前年同期比+0.9%の微増となった。従前から活況を呈してきたIC業は同▲1.09%と2012年4月以来の40ヶ月連続のプラス成長を収束した。楊貴顕・経済部統計処副処長は、「今年の工業生産指数の伸びがやや鈍化している」とみている。

 今年の第3四半期、第4四半期の生産ピーク時に伸び悩む懸念について、楊副処長は、「これは電子部品業の生産状況次第である。当面の電子部品業が減産状態となることから、今後の生産は確実に低水準となる見込みである。8月の台風13号の来襲は一部地域の電力の供給に影響を与え、生産が延滞したほか、一部の石油工場は設備の突然の故障により前倒して定期点検を行うとともに点検時間を延長したことなどは、8月の工業生産の減少幅が予想を上回った主因となった」と説明した。

 統計処は、「8月のIC、パネル、印刷基板及びICパッケージなどの主要産品ともマイナスとなり、太陽光電池の増産を相殺し、石油化学及び鋼鉄は一部生産ラインの点検及び価格の持続下落により引き続き減産となり、モバイル装置、機械も新興市場からの需要減少及び国際競争により、生産は良くなかった」と発表した。

 楊副処長は、「8月の工業生産の下落幅が予想を上回った。これは半導体の在庫消化が鈍化し、業者が減産により在庫消化を減らすことを行っているからだろう。当面のIC業の在庫率は約56%となり、現段階の在庫消化が鈍化であれば、今後の生産に影響を与える見込みであり、今後を展望すると、国際ブランドのモバイルの新発売、中国10月1日からの連休向けの在庫補填、クリスマス前の需要増加、石油化学工場の点検終了などが生産力の回復を持ち上げものの、半導体の在庫消化の鈍化或いは停滞、石油や鋼鉄価格の持続的な低水準の推移から、9月の製造業生産指数は8月より減少するだろう」との見方を示した。





工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [76KB]