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2015年 5月 11日作成

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 経済部は4月23日、最新の工業生産動向を発表した。それによると、電子部品業がモバイルに対する需要増加の影響を受けた半導体の増産により前年同月比+11.41%の大幅増となったことから、3月の工業生産指数は111.56、前年同月比+6.49%となった。第1四半期の工業生産指数は103.72と同期での過去最高となった。

 3月の製造業生産指数は112.84、前年同月比+6.97%と指数としては過去最高となった。このうち電子部品業が高成長をみせたほか、化学材料業、機械業も二桁の成長となった。第1四半期の製造業生産指数は104.6、前年同期比+6.47%と指数としては過去最高となった。

 楊貴顕・経済部統計処副処長は、「今後、主に新興国がローエンドモバイルに対する需要が減少し、それがチップの供給にも影響を及ぼすことで、モバイルの需要が減る恐れはあるものの、短期間においてIC産業は引き続きプラス成長となる。しかしながら、昨年の比較基準値が高かったため、4月の成長は3月を下回り、第2四半期の電子業のオフシーズンが延長すると見込まれている。全体の工業生産は依然として3%の成長を維持するだろう」との見方を示した。

 3月の化学材料業の成長が予測を上回ったことについて、楊副処長は、「今月の化学材料業の生産指数は同+13.6%となった。これは主に在庫調整及びアジア石油化学工場の定期点検による稼動停止のため台湾に受注を振り替えたことに加え、昨年の比較基準値が低かったことによるものである。当面の化学材料業は石油低価格の暗雲から脱しつつあり、生産回復が明らかとなったものの、今年の価格は昨年を下回ったため、生産に与える影響は依然として存在している」と述べた。

 3月の機械設備業は前年同月比+14.14%となった。これは主に、東南アジアにある台湾企業における設備への需要増加、加えて大陸の自動化設備への需要増加がプラスチック、ゴム、歯車、化学工業、半導体など専門機械の持続的増産を刺激したことによるものである。なお、今年第1四半期の機械設備業は前年同期比+89.53%と同期での過去二番目の高水準となった。

 今後を展望すると、楊副処長は、「物流のネットワーク、クラウド・コンピューティングサービス、及びスマホチップなどの応用技術の拡大は、電子部品業のモバイルチップの需要減少及び国際競争による減産を補填する。また化学材料業が次第に石油低価格の暗雲から脱しつつあり、機械業の海外からの受注増加などから、今年の第2四半期の製造業生産は2013年第3四半期以来のプラス成長を維持するものの、増加幅は昨年の比較基準値の高まりにより緩やかとなるだろう」との見方を示した。





工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [76KB]