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2016年 7月 4日作成

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 中央銀行は6月5日に最新の外貨準備高統計を発表した。それによると、5月の外資が流出し、主要貨幣の対米ドルレートが下落したにもかかわらず、5月末の外貨準備高は前月より2.48億米ドル増加の4,334.32億米ドルと4ヶ月連続の増加で、過去最高となった。

 顔輝煌・中央銀行外為局長は、「5月の外貨準備高が微増した原因は主に、外貨準備の投資・運用益の増加によるものである。ユーロなど主要貨幣の対米ドルレートが下落したものの、米ドル換算後の資産価値が一部の額を相殺しても増加となった」と説明した。

 外為銀行の統計によると、5月のユーロの対米ドルルートは▲2.24%、カナダドル▲4.07%、イギリスボンド▲0.14%、日本円▲3.62%となった。

 金融監督管理委員会の統計によると、5月の外資純流出額は29.09億米ドルとなり、外貨準備の増加にマイナスとなった。これについて顔局長は、「外資は5月の前半に流出となり、5月20日新政権が発足した後、流入に転じ株価の上昇を押し上げた。5月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高の合計は前月比35億米ドル増加の2,691億米ドルとなり、外貨準備高に対する割合は62%と4月(61%)を上回った」と指摘した。また、「5月の米国非農業就業統計が発表した後、米金利先物のデーターを見ると、Fedによる6月の利上げ率が本来の22%から4%に、7月が55%から27%に大幅下降したことから、6月の米国連邦準備会(Fed)の利上げ決策会議に不確定要素を抱えており、また、イギリスのEU離脱の国民投票や11月の米総統選挙などの不確定性に直面しているため、同行としては重大事件の進展を密切に注意を払っていくが、それらへの対応力は充分ある」と強調した。




外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]