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2016年 7月 4日作成

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 経済部は6月23日、最新の工業生産動向を発表した。それによると、5月の工業生産指数は108.48、前年同月比+1.89%と12ヶ月連続のマイナスからプラス成長に転じた。製造業生産指数は109.35、前年同月比+1.93%と指数として2015年4月以降の最高となった。

 楊貴顕・経済部統計処副処長は、「5月の好転は単なるひと月の減少からの脱出に過ぎず、完全に谷底から抜け出したかは観察する必要がある。これは電子部品業の競争が過激であり、依然として日本、韓国、大陸などとの競争に直面しており、今後、工業生産や石油化学などの主要産業が好転しなければ、電子部品業生産だけでの下支えは無理がある」と強調した。また、工業生産指数が12ヶ月連続のマイナスを終えたことについて、楊副処長は、「5月の製造業生産の年増率がマイナスとなれば、工業生産指数の年増率も▲2%のマイナスとなると予測していたが、5月の工業生産及び製造業指数がマイナスからプラス成長になった原因は主に、IC業が同+7.27%と2015年5月以来最大の増加幅となったことによるものである。一方、生産面において、各産業がまだ完全に好転した状況に至っていない」と指摘した。

 統計処は、「6月の工業生産は+1%前後と5月並みとなる見通しであるが、米連邦準備理事会による利上げ、アジア通貨の動向、国際原材料価格、中国の経済動向及び中国の赤いサプライチェーンによる台湾生産面への影響に引き続き注意を払うべきである」との見方を示した。

 経済部は、「5月の電子部品業が前年同月比+4.92%、IC業指数が169.06と過去二番目の高水準となり、通信チップの需要増加、下半期のモバイル装置の新商品発売前の部品への需要増は、IC業生産力の下支えとなるだろう。また、液晶パネル及びその部品の製造業生産指数は85.06、同▲4.35%と昨年6月以来最小の減少幅となり、生産量が谷底から反転し、価格の安定を守る」との認識を伝えた。

 5月の基本金属業は、国際鋼価格及びニッケル価格の上昇、川下産業の在庫補填、冷・熱延鋼板及びステンレス製品の大幅増産により前年同月比+3.53%となった。また、5月のパソコン電子及び光学製品業は、VR(仮想現実)の新商品発売、装着式モバイル装置の新発売により増産したものの、モバイル装置、光学製品業の国際競争の激化、市場需要の減少から、前年同月比+2.52%となった。






工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [76KB]