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2016年 12月 9日作成

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 経済部は11月23日、最新の工業生産動向を発表した。それによると、電力及び燃料供給業が原発第一工場、第二工場のボイル点検による稼動停止の影響を受けており、また建築工程業はビル建設の着工が減少したことから、10 月の工業生産指数は前年同月比+3.70%と3ヶ月連続のプラス成長となったものの、先月に比べ増加幅が縮小した。工業生産指数の93%を占める製造業生産指数は前年同月比+5.67%と前月に比べ増加幅が縮小した。

 王淑娟・経済部統計処副処長は、「10月の製造業生産が引き続き伸びていることは主に、アップルI Phone7など国際ブランドのスマホが売上のピークに入り、ハイエンド半導体の増産を押し上げたため、電子部品業が前年同月比+14.09%となり、うちIC業は同30%の大幅増、液晶パネル業は同9%以上の成長となったことによるものである」と説明した。

 伝統産業について、基本金属業及び化学材料業は鋼価格の安定及び石油化学原材料景気の回復によりそれぞれ+16.39%、+3.81%となった。一方、パソコン電子産品及び光学製品、機械設備業、自動車及び部品業3つの業種、競争、海外工場の完成、新旧自動車入れ替え時期により、マイナス成長となった。

 業者の在庫率について、10月は68.02%と前月に比べ▲2.23ポイントと7割以下の正常水準に戻った。これについて経済部は、「これは商品の売り先があることを示し、それは台湾積体電路(TSMC)など大手ITメーカーの在庫管理の実績から分かる」と述べた。

 経済部の予測では、年末の欧米消費のピーク、旧正月の中国の消費拡大、物のインターネット、コンピューティングサービス、装着式モバイル、AR/VRなど科学技術応用の拡大、電子部品業の持続増産、自動車業の新車発売による生産の再起動などにより、11月の工業生産指数は約+3.5%となり、また12月の生産動向も楽観視されているため、年末までは引き続きプラス成長を維持すると見込まれている。







工業生産指数の前年比伸び率(製造業種別)[PDFファイル]  [76KB]