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2016年 12月 9日作成

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 行政院主計総処は11月8日に最新の物価調査結果を発表した。同調査によると、燃料費の下げ止まり、台風16号、17号の影響による青果類価格の暴騰から、10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比+1.70%とここ半年で最高の上昇幅となった。

 蔡鈺泰・総合統計処副処長は、「連日の豪雨が青果類の提供に影響を与えたため、10月の青果類価格は大幅に上昇したほか、鶏肉、卵、牛乳など17項目の重要民生物質も前年同月比+1.89%とここ20ヶ月の最高となり、食物類価格(+5.24%)の上昇を押し上げた。また、食物類価格以外に、国際石油価格の上昇によりガソリン、ディーゼルなどの燃料費も同+1.85%と26ヶ月の下落を終え上昇となった。こういった食物類及び燃料費の値上がりが10月のCPIをここ半年の最高に押し上げた」と説明した。

 また、蔡副処長は、今年の物価が高水準で推移している主因は、年初の寒害、連続の台風襲来による1~10月の果物及び野菜価格がそれぞれ+20.3%(同期でここ24年の最高)、+21.2%(ここ4年の最高)となったことを挙げた。今回価格上昇項目のうち、多くは一般家庭における購入頻度の高い野菜、果物、燃料費であるため、居住者に物価上昇の圧力を強く感じさせている。主計総処の推計によると、10月の毎月少なくとも一度の購買、及び四半期ごとに少なくとも一度の購買商品はそれぞれ+2.77%、+3.42%となった」と述べた。

 蔡・副処長は、「10月の物価上昇幅が大きかったものの、今までの経験からすると、野菜供給量の正常化に伴い、青果価格が今後2ヶ月以内に下降し、物価全体が安定しつつある」との見方を示した。

 今回の調査で注意すべきものは、青果類、エネルギーを除く10月のコア物価は前年同月比+0.96%とここ20ヶ月の最高水準となったこと。これがインフレの圧力があるのかについて、蔡・副処長は、「近年のコア物価は1%前後に維持しており、今月はここ20ヶ月の最高となったものの、当面の消費者物価は依然として安定している」との見方を示した。



物価動向表[PDFファイル] [57KB]