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2017年 5月 2日作成

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 中央銀行は5月5日に最新の外貨準備高統計を発表した。それによると、外資が大量に株式市場に投資したことなどから、4月末の外貨準備高は前月より9億米ドル増加の4,384.26億米ドルと過去最高となった。
顔輝煌・中央銀行外為局長は、「金融監督管理委員会の統計によると、4月の外資が引き続き純流入となり、株式市場に投資しているほか、公債市場にも投資している。ブルームバーグ社の統計によると、4月の外資による株買越し額は11.6億米ドルとなり、4月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高の合計は前月比78億米ドル増加の3,538億米ドルで、外貨準備高に対する割合は前月比2%ポイント増加の81%と金額、比率とも過去最高となった」と述べた。また、「4月の外貨準備高が過去最高となったことは、主に外貨準備の運用による利息収入の増加、加えてユーロなどの主要貨幣の対米ドルレートの上昇による米ドル換算後の資産価値の増加によるものである」と説明した。
   金融監督管理委員会の統計によると、4月の外資は流出趨勢となっていたが、4月末の4日間で14.68億米ドルの流入により、12.74億米ドルの純流入に逆転した。外為銀行の統計によると、4月の主要貨幣の対米ドルレートについて、ユーロ及びイギリスボンドはそれぞれ+1.82%、+3.79%となり、リスクヘッジの主力貨幣の日本円は+0.46%、台湾元+0.39%となった。一方、人民元及び韓国ウォンはそれぞれ▲0.08%、▲1.71%となった。
   為替相場は市場の需給により決定されている。顔局長は、「米連邦準備制度理事会(Fed)は今回、予想とおり利上げを行わなかったものの、経済情勢の持ち上げに自信を示し、6月の利上げ予測が元の67.1%から90%に引上がり、為替相場に一定の影響を与えるだろう」との見方を示した。
為替銀行関係者は、「1~4月までの台湾元レートは+6.82%の上昇とアジアでは最強の通貨となった。これは主に、北朝鮮の戦争懸念問題により一部の外資が先行して韓国から台湾にシフトし、台湾元レートの上昇幅が韓国ウォンを上回ったためである。これに伴い、民衆は台湾元高ドル安の機に夏休み海外旅行用の外貨の両替に殺到した」と述べた。
   世界ランキングでは、中国(3月末3.0091兆米ドル)、日本(3月末1.1687兆米ドル)、スイス(6,830億米ドル)、サウジアラビア(4,989億米ドル)に次ぎ、5位を維持した。なお、台湾の貿易ライバルの韓国は3月末3,670.9億米ドルとなった。






外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]