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2018年 5月 28日更新

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 中央銀行は11月6日に最新の外貨準備高統計を発表した。これによると、株式市場の活況が続いていることから、10月末の外貨準備高は、前月比5.66億米ドル増加の4,477.87億米ドルと7ヶ月連続で過去最高となった。また、10月末の外資による株式・債券保有額(時価ベース)及び台湾元預金残高の合計は4,012億米ドルで、外貨準備高に対する割合は前月比6ポイント増加(+6.73%)の90%に上り、過去最高となった。
 他の国の外貨準備保有高についてみると、中国(9月末前月比170億米ドル増加の3.1085兆米ドル)、日本(9月末前月比10億米ドル減少の1.2032兆米ドル)、スイス(9月末7,464億米ドル)、サウジアラビア(9月末4,752億米ドル)、香港(9月末4,070億米ドル)、ロシア(9月末3,414億米ドル)、シンガポール(2,727億米ドル)となった。なお、台湾の貿易のライバルである韓国の10月末の外貨準備高は前月比1.3億米ドル減少の3,747億米ドルとなった。
 中央銀行の担当官は、「外貨準備高が微増した原因は主に、外貨準備運用収益の増加がユーロなどの主要通貨の対米ドルレートの変動(対米ドル▲1.3%)による米ドル換算後の金額の減少を相殺したことによるものである」と説明した。
 株式市場の活況により、10月の株価指数は前月比+3.95%の増加と10,793ポイントとなった。金融監督管理委員会及び証券取引所の統計によると、10月の外資純流入額は10.63億米ドルとなり、外資による株式の買越し額は約520億元となった。
 外資の金融資産保有額が外貨準備高の9割を占めており、仮に国際金融情勢は大きな変化が生じ、外資が一気に流出する場合における、台湾の金融市場へのインパクトについて、中央銀行担当官は、「2008年に金融危機が発生した時期でさえ、外資は全て流出したことはなく、足元の外貨準備高は引き続き増加している。本行は流動性及び安全性を確保した上、外貨準備高の運用収益をなるべく高める考え」を述べた。

 

外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル] [60KB]