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2017年 6月 29日作成

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  行政院主計総処は6月6日に最新の物価調査結果を発表した。同調査によると、5月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比+0.59%の微増となった。一方、行政院物価安定チームが監視している牛乳、豚肉など17項目の重要民生物質の上昇幅は前年同月比+2.08%とここ27ヶ月の最高となった。これについて、梅家媛・総合統計処副処長は、「これは主に、牛乳、醤油、豚肉、シャンプーの物価上昇幅が大きかったことによるものである。前年同月比では、牛乳が+9.15%と2012年3月以来(ここ63ヶ月)の最高となり、シャンプー+7.5%、醤油+4.18%、豚肉+4.12%となった。牛乳、豚肉価格の上昇は天候に影響され、生産量が減少したことによるものである」と説明した。
  1~5月のCPI平均上昇幅について、台湾+0.6%、韓国+2.0%、中国(1~4月)+1.4%、香港+0.9%、米国+2.5%となった。また、梅雨による青果類の供給減が物価に与える影響はそれほど大きくないと見られている。
  国際石油価格下落の影響を受け、国内燃料費は前年同月比+2.43%とここ7ヶ月で最小の上昇幅となった。野菜、果物価格も前年同月比それぞれ▲15.2%、▲3.4%となった。一方、外食価格は前年同月比+2.08%とここ25ヶ月で最大の上昇幅となった。
  梅家媛・総合統計処副処長は、「一例一休が今年の物価に与える影響は、0.14~0.36%ポイントと予測されている。5月の外食価格がここ25ヶ月の最高となった中で、一例一休の影響はあったかもしれないが、影響程度の判断は難しいことから、今年通年の物価に与える影響は僅か0.14%ポイントと少なく見込まれる。また、最近の国際原油や農工原材料価格の下落は一例一休の影響を相殺し、5月のCPIは+0.59%と他の国に比べ、相対的に緩やかである」との見方を示した。

物価動向表[PDFファイル] [56KB]