本文へスキップします。

【全】言語リンク
【全・日】検索フォーム
検索キーワード
【全・日】ヘッダーリンク
【全】言語リンク-SP
【全・日】検索フォーム-SP
検索キーワード
よく検索される語
【全・日】ヘッダーリンク-SP
承認:エディタ
日時

2024年1月29日更新

承認:エディタ
 中央銀行は1月5日に最新の外貨準備高統計を発表した。これによると、2023年12月末の外貨準備高は前月比30.78億米ドル増加の5,705.95億米ドルと2ヶ月連続の増加となった。2023年通年の外貨準備高は156.63億米ドルの大幅増となった。
 中央銀行は、投資収益の増加のほか、ユーロ、イギリスポンドなどの主要通貨の対米ドルレートの増価が2023年外貨準備高の増加に大きく寄与したと説明した。
 担当者は、「2023年12月の外貨準備高が引続き増加した原因は、外貨準備投資収益の増加、主要通貨の対米ドルレートの増価による米ドル換算後の資産価値の増加、外資純流入額が約60億米ドルとなったことに伴う市場の需給バランス調整のためのドル買い介入の実施の三つの要因によるものである。2023年下半期の市場介入額は2024年3月に対外発表する」と述べた。
 12月の国際間における米ドル指数は▲2%となり、主要通貨の対米ドルレートの増価が多く、具体的には、日本円+3.96%、スイスフラン+3.45%、オーストラリアドル+3.01%、カナダドル+2.65%、シンガポールドル+0.97%、ユーロ+0.83%、人民元+0.41、イギリスボンド+0.31%、台湾元+1.64%となった。
 担当者は、「12月の外資による株買越し額は1,556億台湾元となった。金融監督管理委員会の統計によると、12月の外資純流入額は約86.76億米ドルとなり、中央銀行の統計では元本と投資収益を合わせた外資純流入額は約60億米ドルとなった。2023年通年の外資純流出額は約45億米ドルとなった。2023年の外資による株買越し額は約1,400億台湾元、株配当額は約200億米ドルとなった。株投資収益の海外送金を考慮した場合、外資は純流出となる」と指摘した。





外貨準備高・為替レートの推移