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2023年5月15日更新

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 行政院主計総処は4月24日、最新の労働力調査を発表した。これによると、旧正月明けの転職ブームの持続という季節要因により、3月の失業率は3.56%と直近4ヶ月の最高となり、前年同月比では、同月で過去23年での最低水準となった。
 就業者数について、3月の宿泊・飲食レストラン業は前年同月比1万8,000人の増加、文芸及び娯楽レジャー業は8,000人の増加、支援サービス業は1万2,000人の増加となり、サービス業全体は前年同月比6万6,000人の増加となった。
 陳恵欣・国勢調査副処長は、「国際景気の後退が製造業に影響を与えたかについて、今月の調査結果からまだ判断できないが、当処は引き続き観察する。一方、失業率が過去23年の最低となったことは主に、昨年下半期からの防疫規制の緩和は内需サービス産業の就労チャンスをもたらした。また、景気と深く関連している「業務の縮小による失業者数」について、昨年7月から今年の3月までは2.4万人の減少となり、足元の労働市場の安定を反映している」と述べた。
 労働部労働力発展署の最新統計によると、2023年3月の各公立就業サービス機関に登録した新規求職者数は6万4,874人、前月比+7.67%となった。新規求人者数は10万9,791人、前月比+14.98%となり、求人倍率が前月比0.11%ポイント増加の1.69倍となった。
 3月の新規求人者数のうち、卸売業及び小売業、医療保険及び福祉サービス業、宿泊及び飲食レストラン業はいずれも二桁の増加となった。特に、3月の卸売業及び小売業の新規求人者数は1万6,944人、前月比+21.69%が最多となった。同署の担当者は、「消費拡大の情況により、小売業の雇用ニーズが楽観的になるだろう」との見方を示した。




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