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2024年1月29日更新

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 経済部統計処は1月23日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。これによると2023年12月の卸売業売上額は1兆266億台湾元、前年同月比▲2.43%のマイナスとなった。これは、主に最終需要の不振及び在庫調整の継続により補填が保守的となったことによるものである。12月の小売業売上額は4,075億台湾元、前年同月比+1.12%と28ヶ月連続のプラス成長となったほか、金額ベースでは同月で過去最高額を更新した。ネットショッピングは、持続的な販促イベントや積極的な販路開拓、商品の多様化などにより、2023年の売上額は5,035億台湾元、前年同期比+2.1%と金額ベースでは統計以来の最高額となった。また、クリスマス及び年末年始の消費拡大、航空輸送量の増加が機内食への需要増をもたらしたことから、12月の飲食レストラン業売上額は941億台湾元、前年同月比+7.48%と20ヶ月連続のプラス成長となり、金額ベースでは過去二番目に高い額となった。
 2023年の卸売業売上額は11兆7,731億台湾元、前年同月比▲7.31%のマイナスとなり、過去二番目に低い額となった。小売業売上額は4兆5,760億台湾元、前年同月比+6.88%と8年間連続のプラス成長となり、金額ベースでは過去最高額を更新した。飲食レストラン業売上額は1兆279億台湾元、前年同月比+18.79%と過去二番目大きい増加となり、金額ベースでは1兆台湾元台を突破し、過去最高額となった。
 黄偉傑・統計処副処長は、「家庭用電気機械器具販売のオフシーズンに入り、売上額が減少するものの、AI応用拡大の継続、関連サプライチェーンの売上増加、旧正月効果、昨年基準値が低かったことから、2024年1月の卸売業売上額は9,368億台湾元~9,643億台湾元、前年同月比+2.4%~+5.4%とプラス成長に好転する見込み」と述べた。
 将来を展望すると、黄・副処長は、「旧正月による消費拡大や新旧商品の買い替え需要、忘年会景品、贈り物の購入増加などから、2024年1月の小売業売上額は4,094億台湾元~4,217億台湾元、前年同月比+0.3%~+3.3%となる見込み。企業による忘年会の開催、食事会シーズンの迎えなどの好材料があるものの、昨年基準値が高かったことから、1月の飲食レストラン業売上額は942億台湾元~972億台湾元、前年同月比▲3.2%~▲6.2%とマイナスに転じる見込み」との見方を示した。
 




卸売・小売・飲食レストラン業 動 態 調 査