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2024年1月10日更新

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 経済部統計処は12月25日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。これによると、人工知能(AI)の応用拡大により、11月の卸売業売上額は1兆361億台湾元、前年同月比+3.43%と12ヶ月連続のマイナスが止まった。11月の小売業売上額は4,119億台湾元、前年同月比+7.27%となった。このうち、百貨店のセール効果や冬物商機の拡大が布・服飾品小売業、百貨店及びその他総合商品小売業、通販及びネットショッピングなどの売上額の増加につながった。11月の飲食レストラン業売上額は813億台湾元、前年同月比+8.02%となり、金額ベースでは小売業とともに過去最高額を更新した。これは主に、レストラン及び飲料店のビジネス・観光客の増加、新規店舗の展開、暖かい食べ物への需要増、百貨店周年セール及び販促イベントの実施などによるものである。
 黄偉傑・統計処副処長は、「AI応用拡大の継続や国内常備薬及びワクチンの購入増加、新型車の増産、川下産業の受注増加により、機械器具卸売業は前年同月比+11.4%、医薬・化粧品卸売業は+5.9%、自動車・バイク卸売業は+4.7%となったことから、11月の卸売業売上額は12ヶ月のマイナスが止まり、プラス成長に好転した」と述べた。
 12月を展望すると、黄・副処長は、「AI商機の持続、元旦及び旧正月向け在庫補填の増加などにより、12月の卸売業売上額は1兆372億台湾元~1兆688億台湾元、前年同月比▲1.4%~+1.6%となり、2023年の売上額は11兆7,781億台湾元~11兆8,096億台湾元、前年同期比▲7%~▲7.3%となる見込み。クリスマスや年越しの贈り物ニーズや食事会のシーズン、自動車業者による販促の実施、忘年会商機の拡大などが小売業、飲食レストラン業売上額の増加を下支えとなることから、12月の小売業売上額は4,141億台湾元~4,262億台湾元、前年同月比+5%~+6%となり、2023年は4兆5,827億台湾元~4兆5,948億台湾元、前年同期比+7.3%~+7%となる見込み。12月の飲食レストラン業売上額は902億台湾元~928億台湾元、前年同月比+3%~+6%、2023年は1兆238億台湾元~1兆264億台湾元、前年同期比+18.3%~+18.6%と初の1兆台湾元台を突破する見込み」との見方を示した。
 




卸売・小売・飲食レストラン業 動 態 調 査