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令和6年7月22日

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工業生産動向
経済部統計処は6月24日、最新の工業生産動向を発表した。これによると、5月の工業生産指数は98.2、前年同月比+16.06%となり、製造業生産指数は98.05、前年同月比+16.70%となった。いずれも二桁成長となったほか、3ヶ月連続のプラス成長となり、内需拡大が持続されている。現時点での成長の最大の原動力は消費側であり、下半期も好調を継続すれば、今年の経済情勢は良好であると確定できる。
六大製造産業のうち、電子部品業は前年同月比+29.31%と5ヶ月連続のプラス成長となり、指数として同月で過去二番目の高水準となった。パソコン電子光学製品業は同+31.84%と11ヶ月連続のプラス成長となり、指数として同月で過去最高となった。基本金属業は同+7.24%とマイナスからプラス成長に好転した。一方、機械設備業、自動車及びその部品業はプラスからマイナスに暗転した。
経済部統計処の担当官は、「製造業は外需情況を大半反映しており、国際経済情勢が好好転すれば、域内への受注の一助となり、川下業者補填需要が増加し、AI(人工知能)、高速演算及びクラウドデータサービス等の需要増加は製造業の増産につながる。しかし、長期において引続き観察する必要があり、下半期の電子部品業のピーク時こそ最終需要が本格的に回復したか否かを確認できる。足元の趨勢は前向きに推移している」と述べた。


工業生産指数の前年比伸び率(製造業業種別)