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令和6年7月22日

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卸売・小売・飲食レストラン業動向
経済部統計処は6月24日、最新の卸売・小売・飲食レストラン業動態統計を発表した。 5月の小売業売上額は前年同月比+2.43%と33ヶ月連続のプラス成長、史上最長のプラス周期となり、内需の好調を反映。5月の飲食レストラン業売上額は前年同月比+4.13%となった。
経済部の担当官は、「内需の好調により、5月の小売業及び飲食レストラン業売上額はいずれも同月で過去最高額となったほか、値上げ効果を控除した売上額もプラス成長となった。この好景気が下半期まで持続すれば、今年の小売業及び飲食レストラン業売上額は過去最高額を更新する見込み」と述べた。
5月の卸売業売上額は1兆759億台湾元、前年同月比+12.63%と3ヶ月連続のプラス成長となり、金額ベースでは同月で過去二番目に高い数値となった。これは、主にAI(人工知能)、高速演算など新興テクノロジー技術の需要の持続拡大のほか、一部伝統産業の在庫補填の需要が増加したためである。今後経済の急変動が起こらなければ、卸売業売上額は引続きプラス成長を維持する見込み。1月~5月の卸売業売上額は5兆1,807億台湾元、前年同期比+10.1%となり、金額ベースでは同期で過去二番目に高い数値(2022年が過去最高値)となった。
経済部担当官は、「世界経済の回復に伴い2024年の外需が好転し、卸類業売上額は増加傾向となるものの、足元では、業者の在庫調整による補填需要は長期的ではなく短期的な要素によるものが多かったことから、正式な回復時期を慎重に注視すべき」との見方を示した。


卸売・小売・飲食レストラン業動態