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台湾月報

汎用DB:詳細
年月日 2013/12/27
分類 日本
記事 安倍総理は就任1周年にあたる26日、靖国神社を参拝
掲載紙、掲載面 聯4,22,23、時1,3,21、自8
備考 (1)現職首相による靖国参拝は小泉純一郎総理(当時)以来、7年4ヶ月ぶりである。安倍総理は参拝後、「中国、韓国の人々の気持ちを傷つけるつもりは全くない」などの談話を発表したが、両国から猛反発を招いた。 (2)これに対し、台湾外交部は、歴史を忘れてはならないと再度強調した上で、日本政府と政治家に対し、歴史事実を正視して近隣諸国の国民の感情を害する行動を取らないよう呼びかける旨の声明を発表。同声明では、関係各方面に対して、東シナ海の情勢が緊張しているこの際こそ、より冷静になり、「東シナ海平和イニシアチブ」の精神に沿い、前向きな思考と責任ある態度で地域の平和と安定を促進するために努力すべきと呼びかけた。 (3)林永楽・外交部長は安倍総理の靖国参拝に対し、遺憾の意を表明するとともに受け入れられないと表明。 (4)共同通信社は、台湾外交部の声明内容は10月に新藤義孝・総務相らが靖国参拝した時に発表したものと基本的に同じであり、用語は中国、韓国ほど強硬的ではないはないと報道。 (5)王毅・中国外交部長は木寺昌人・在中国大使を呼んで強く抗議した。王部長は、日本側が日中関係の超えてはならない一線に故意に挑もうとするなら、中国も最後まで相手にする旨警告。 (6)在日米国大使館は、安倍総理の靖国参拝について、米国政府は日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに失望しているとの声明を発表。 (7)金奎・韓国副外相は倉井高志・在韓公使を呼んで厳正に抗議した。 (8)政治大学国際関係センター・アジア太平洋所長の蔡増家氏と輔仁大学日本研究センター主任の何思慎氏はそれぞれ、安倍総理の靖国参拝は、中国が東シナ海に防空識別圏を設置したことへの対抗措置であるとの見方を示した。 (9)聨合報コラム:安倍首相にとっては、靖国参拝に対する近隣諸国の反発が強ければ強いほど、強硬保守派の支持が固められるとの思惑があるかもしれないが、しかし、それは外交上の「暴投」にもなりかねない旨指摘。 (10)香港アジア太平洋研究センター主任の鄭海麟氏による寄稿:靖国参拝は平和を祈るためであり、戦犯を祭るためではないとの安倍総理を始めとする右翼の主張からは、彼らには日本軍が戦争中に犯した過ちに対し、全く反省していないと指摘。
エディタV2