台湾月報

年月日	2012/11/10
分類	日本
記事	尖閣諸島関連
掲載紙、掲載面	時19、自23
備考	(1)中国を封じ込めるため、森本敏・防衛大臣は、米国との安全保障協力関係を強化し、「日米防衛協力のための指針」改定に向け対話を開始するのと発言した。 (2)香港アジア太平洋研究所主任による寄稿；尖閣をめぐる情勢を中心に、日本、米国、中国と台湾の立場と意図を分析した。中国側は保釣協力を通じて両岸軍事協力を強化し、最後に平和取決めを結び、統一に邁進すると指摘。日本側は実効支配を維持するため、「一中一台」を利用し、中国の介入を排除し、台湾と漁業権のみを交渉し、「実効支配、主権確保」という目標を達すると指摘。台湾側は日本に対抗しつつ中国とは協力しないことによって、中華民国の主権を示すと指摘。こうした馬英九総統の「東シナ海平和イニシアティブ」は日米に見破られており、今後日本は台湾と漁業交渉を続け、中国の武力による奪還を防ぐと指摘。