台湾月報

年月日	2012/10/27
分類	日本
記事	尖閣諸島関連
掲載紙、掲載面	時19、自4
備考	(1)外交部は26日、パナマ外務省がパナマ大統領が訪日中の日本の立場を支持すると発言した報道はメディアが発言の一部だけを取り上げて勝手に解釈したものである旨のプレスリリースを発表したと説明。 (2)中国時報社説：馬英九総統が台湾光復67周年を記念して発表した文章は、日本に盗み取られた釣魚台(ママ）を「台湾人の子」に例え、釣魚台(ママ）と台湾の関係は血でつながっている親子関係と同様で、誰もその事実を変えられないと強調したが、血でつながっているのは台湾と釣魚台(ママ）だけではなく、台湾と中国との関係も同様である。しかし、馬総統はそれに触れなかった。それは今日、両岸はまた敵対関係であるからと理解できるが、それは台湾が一つの中国の前提の下で大陸と平和協議についての交渉を拒否してきたからである。台湾は未だに中国を家族ではなく、敵と見なしているため、台湾社会の相互信頼及び発展のビジョンは、このような国家アイデンティティの分裂、歴史の錯乱及び冷戦のような内戦によって少しずつ流失しており、中国の長期にわたる内戦は既に両岸に感情の分離や軍事の対峙などを招き、更に日米にも利用できる隙間を与えた、非常に愚かなことである。1つの中国の立場へ回帰こそが、自らの消耗を停止させることが可能で、且つ、正常な発展が続くことが可能となる旨強調。