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台湾月報

汎用DB:詳細
年月日 2012/09/08
分類 日本
記事 尖閣諸島関連:馬総統の7日「彭佳嶼」(魚釣島まで76カイリ)視察。
掲載紙、掲載面 時1~3,19、連1~3、自1,4,19
備考 (1)7日、馬英九総統は「彭佳嶼」出の談話で、「東シナ海平和イニシアティブ」の推進綱領を発表し、日中台三者間による二者(日台、日中、中台)対話を通じて、尖閣水域での資源開発について話し合うよう主張。 (2)日本政府による尖閣諸島国有化を「不法占拠」と批判するとともに、竹島に準じて、尖閣諸島について国際司法裁判所に付託することで解決するよう呼びかけ。 (3)連戦・APEC台湾首席代表が、胡錦濤・中国国家主席との会談後の記者会見で、日本人記者の質問に対し、尖閣諸島に言及しなかったと表明~中国外交部が定例会見で、両岸はともに尖閣の主権維持に責任があるとコメント。 (4)民進党の蘇貞昌・主席が日中台三者の提案について、対話だけにならないよう苦言を呈し、米国も話し合いに参加させるべきと発言~蔡英文・前主席などの党関係者のコメント。 (5)郭正亮・元立法委員(民)が、米国との決裂も惜しまず米国産牛肉の輸入再開に反対したのに、日本との関係悪化を恐れ保釣活動をエスカレートさせたくないという民進党の矛盾を批判~民進党のコメント。 (6)李桐豪・親民党立法院党団総招集人が、「彭佳嶼」しか行かなかったことは逆に主権主張の後退であるとして、与野党立法委員に9月19日の尖閣視察をよびかけ~民進党、台聯は参加しないと表明。 (7)王金平・立法院長が立法院の尖閣視察の可否は決議手続を経た全体会議の結果次第であると指摘。 (8)李鴻源・内政部長は「彭佳嶼」をはじめとする北方3島水域における海洋国家公園の設置方針を明かした。 (9)台湾人有識者は、日中台三者による二者(日中、日台、中台)対話の提案について批判より評価する人が多い。 (10)『中国時報』社説:日中台三者による二者(日中、日台、中台)対話で解決するとの馬英九総統の提案を評価し、中国の参加交渉を始めて認めたと指摘。 (11)『連合報』社説:一連の事件を返して、与野党の間で尖閣の中華民国領有に関する共通認識ができ、さらに、両岸関係は接近しつつあると指摘し、今後の課題は「中国という大きな屋根」との概念の中で、いかに中華民国の地位を確保するかとの問題であると論評。 (12)『自由時報』投稿:日中台三者による二者(日中、日台、中台)対話は、主権問題を中国と共同処理しないとの公約に違反したと批判。 (13)『中国時報』台湾人有識者の投稿:馬英九総統の「東シナ海平和イニシアティブ」は台湾の発言権を保ち、白熱化しつつある関係諸国の対立を緩和させるきっかけを作り出したと論評。 (14)『連合報』台湾人有識者の投稿:日中台三者による二者(日中、日台、中台)対話とは、台湾が中国との直接対話によって領海主権を共に護持し、共同開発するとの可能性を排除しないことを意味していると論評。
エディタV2