台湾月報

年月日	2016/09/15
分類	両岸関係
記事	海峡交流基金会は14日、台中市で「台商中秋節座談連誼活動」を主催した。
掲載紙、掲載面	聯4、時4、自4
備考	（１）田弘茂・同基金会董事長は、「92年コンセンサス」への言及を避け、政府の「92年コンセンサス」を認めないことが台商に与える影響について、両岸両会の正常化と相互往来を再開し、両岸間のこう着状態を解決する可能性があると指摘。 （２）同連誼活動に出席していた蔡英文総統は、「92年コンセンサス」と両岸の位置づけに言及せず、政府として両岸の平和的かつ安定的な発展を維持する政策に変更はないと再度表明。 （３）また、張小月・大陸委員会主任委員も、台商に対し両岸取決め監督条例の可決後、両岸サービス貿易取決めと両岸物品貿易取決めにかかる交渉を推進すると承諾した上で、中国側に対し蔡政権の善意を実務的に理解し、両岸の意思疎通・対話を継続するよう呼びかけた。 （４）一方、王屏生・中国全国台湾同胞投資企業聯誼会長は、蔡政権による「92年コンセンサス」に言及してはならない点を批判した。