台湾月報

年月日	2015/11/14
分類	両岸関係
記事	シンガポールでの馬英九総統と習近平・中国共産党総書記との「馬習会談」実施関連
掲載紙、掲載面	聯4、時2、自2
備考	（１）馬総統による会談後の立法院への国情報告をめぐる与野党協議が13日に召集されたものの、合意には至らなかった。 （２）馬総統は同日夕方、総統府で内外記者会見を開き、「馬習会談」について報告した。国際社会の多くの反応は肯定的な姿勢を見せたとした上で、両岸双方が共同で世界に向け平和のメッセージを伝えることで、米国、中国と台湾の3者が勝利を得たという成果を強調した。 （３）また、馬総統は、大陸委員会が13日に発表した世論調査の結果に触れ、今回の会談を6割以上が支持する一方、不支持は26.1％にとどまったと述べたほか、民進党総統候補の蔡英文・同党主席もかつて「92年コンセンサス」を認めたことがあると指摘。 （４）一方、民進党など野党側の反対より自身の会談後の立法院への国情報告が実現できなかったことに対し、馬総統は党の利益のために監督責任を放棄しているなどと批判した。