本文へスキップします。

【全】言語リンク
【全・日】検索フォーム
検索キーワード
【全・日】ヘッダーリンク
【全】言語リンク-SP
【全・日】検索フォーム-SP
検索キーワード
よく検索される語
【全・日】ヘッダーリンク-SP
ページタイトル

台湾月報

汎用DB:詳細
年月日 2015/10/15
分類 両岸関係
記事 夏立言・大陸委員会主任委員と張志軍・中国国務院台湾弁公室主任との2回目となる「夏張会談」の実施関連
掲載紙、掲載面 聯12、時2、自2
備考 (1)2回目となる「夏張会談」は14日午前、広州で行われた。同会談で、中国観光客の台湾経由での第三地への渡航開放について合意に達することはなかった。他方、カード式「台湾居民来往大陸通行証(台胞証)」への全面切り替えをめぐる争議に関し、両岸にかかる重大な措置について意思疎通を強化することで一致した。 (2)張主任は、2016年の次期総統選挙が押し迫る中、両岸関係は再び転換期に直面しており、92年コンセンサスを維持して台湾独立に反対するといった共同の政治的な基礎を堅持して道を選ぶべきであると指摘。 (3)一方、夏主任委員は、仮に双方が達成した実績が続けられなかった場合、長い間の努力も最後の少しの過失からだめになってしまう苦境に陥ると指摘した上で、両岸に対し「両岸の制度的な交渉」と「公的な相互往来」という基礎を強化し続けるよう呼びかけた。また、張主任に対し2016年上半期に台湾を訪問するよう要請した。 (4)馬英九総統は14日、大陸委員会主任委員と国台弁主任が正式な肩書きで呼び合っていることは、92年コンセンサスを受け入れた結果でると指摘。 (5)また、馬暁光・中国国務院台湾事務弁公室報道官は、14日の記者会見で、92年コンセンサスの堅持は両岸事務担当機関が意思疎通メカニズムを設置する基礎であり、同メカニズムの必要な条件である旨表明した上で、両岸の平和的な発展には92年コンセンサスが欠かせないと強調した。 (6)他方、謝長廷・元行政院長は14日、中国側による92年コンセンサスの強調を受け、「両岸の現状維持」は92年コンセンサスよりはっきりしており、具体的であるとの見方を示した。 (7)夏主任委員は14日、黄花崗七十二烈士陵園を参拝し、中華民国に言及した。
エディタV2