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台湾月報

汎用DB:詳細
年月日 2015/05/07
分類 両岸関係
記事 朱立倫・国民党主席一行の中国訪問関連
掲載紙、掲載面 聯1,3、時2、自4,5
備考 (1)高孔廉・同党主席特別顧問は6日、同党中央常務委員会で、第10回国共フォーラムの開催と「朱習会談」の実施にかかる成果を報告し、国共両党は中国人観光客の台湾経由での第三地への渡航開放や、両岸人民の往来に関する更なる便宜措置、台湾による地域経済統合及びAIIB・アジアインフラ投資銀行への参与などの議題について積極的に検討することで一致した旨表明。 (2)朱主席は同委員会で、今回の中国訪問は実務的かつ透明性あるものであったとし、両岸交流がもたらす平和的な利益を民衆全員に共有させるよう期待すると共に、両岸関係の継続的な発展を共同で推進する旨表明した一方で、中華民国総統選挙出馬する以上は両岸政策を避けては通れず、「『両岸の現状の維持』という駄弁でごまかしてはいけない」と、蔡英文・民進党主席を皮肉り批判した。 (3)朱主席による「両岸はともに1つの中国に属する」という主張をめぐる波紋~呉育昇・国民党立法委員は、野党による本件に対する批判を受け、朱主席は会談の場で、「1992年に海峡交流基金会と海峡両岸関係協会の努力を通じて、両岸はともに1つの中国に属するが、かかる内容と定義には違いがあるという92年コンセンサスが構築された」と述べたとして、政府の両岸政策に違反しないと説明した。一方、夏立言・大陸委員会主任委員は、本件について、両岸がともに1つの「中華人民共和国」に属すると誤解されるため、個人的には朱主席のような言い方は使用しないと述べた。<tab>国際メディアは、朱主席の「両岸はともに1つの中国に属する」という主張を相次いで報道した。<tab>政府関係者が第10回国共フォーラムに出席したことをめぐる争議~野党立法委員らは、本件にかかる政府関係者6名は行政中立法に違反したとして、監察院に訴えるよう提案した。 (4)朱主席と台商との座談会の席上、国共両党の協力などについて発言した董淑貞・英国董氏グローバル金融会社董事長は、僑務委員会の名誉委員を辞任した。 (5)香港の通訊社『中国新聞評論』のウェブサイト~「朱習会談が放出したシグナルを理性的に解読すべき」と題した文章で、台湾の一部学者と専門家は客観・中立を装った論調で政策を誤って分析し、民衆に誤解を広げていると批判し、特にそのような論調の先頭に立っているのが童振源・政治大学教授で、童教授が率いる両岸政策協会が予定していた中国訪問は中国側に拒否されたと指摘。
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