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台湾月報

汎用DB:詳細
年月日 2015/03/05
分類 両岸関係
記事 習近平・中国国家主席は4日、北京で開催中の中国全国政治協商会議で中国国民党革命委員会、台湾民主自治同盟、中華全国台湾同胞聯誼会による討論会に参加し、両岸関係の情勢や今後の対台湾政策を発表。
掲載紙、掲載面 聯1,2,12、時15、自2
備考 (1)習主席は、両岸における政治的な相互信頼の構築や、対話・協議の展開に対する「92年コンセンサス」の重要性を強調し、仮に「92年コンセンサス」といった共同の政治的な基礎が破壊された場合、両岸関係が不安定化すると警告したほか、台湾独立勢力が台湾海峡の平和・安定の最大の脅威であると批判。 (2)また、習主席は、両岸関係の平和的な発展について、平和的発展の道、共同の政治基礎、両岸同胞の福祉と民族の復興の実現という「4つの堅持」や、両岸同胞共同での推進・維持・享受との「3つの共同」、両岸同胞の福祉の実現と台湾同胞のためとなる政策に変更はないことなどを提案した。 (3)これに対し国民党は「92年コンセンサス、協議再開」という2005年以来の同党の方向に変更はないと指摘した一方で、民進党は「3つの有利(国家の自由と民主の発展、地域の平和安全と安定、両岸の互恵的往来に有利)、3つの堅持(政策の民主化と透明性、交流過程への多元的な参与と機会の平等、交流成果の公益性と社会全体での共有を堅持)」との原則に基づいて両岸交流を推進する旨表明。 (4)中国学者らは、習主席の発言について、92年コンセンサスが両岸関係の安定的な発展の錨であり、中国は「1つの中国」という原則で譲歩しないと指摘した上で、習主席の発言は民進党に対し92年コンセンサスといった両岸関係のボトムイランを伝達すると同時に警告の意味を含んでいるとの見方を示した。
エディタV2