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台湾月報

汎用DB:詳細
年月日 2014/11/10
分類 両岸関係
記事 蕭萬長・元副総統は9日、中国・北京の「人民大会堂」で習近平・中国国家主席と会談し、双方は「92年コンセンサス」を軸として両岸の平和的な発展を進めていくと重ねて言明した一方、「一国二制度」と「馬習会談」には言及しなかった。
掲載紙、掲載面 聯1,3、時1,3、自1,2
備考 (1)蕭・元副総統は会談で、両岸関係について、①平和的な発展を共に維持するとの目標、②両岸交渉の土台である「92年コンセンサス」を共に固める決意、③両岸経済協力の制度化を共に推進して両岸人民の福祉を求める方向、の3つについて「不変」とする方針を挙げた上で、両岸が地域統合に共に参与できるメカニズムの早期構築や両岸物品貿易取決め交渉の加速など呼びかけ。 (2)習・中国国家主席は、「92年コンセンサス」を堅持し、台湾独立に反対するとの立場を改めて強調し、今後は台湾の青年や基層階層を中心に対台交流を行うと表明。また、発展の道と社会制度に対する選択を互いに尊重すべきと述べており、習・主席によるこの発言は、香港の民主化を支持する馬英九総統の発言に対する反応と見られる。 (3)蕭・元副総統は、自らの肩書きを始めとする中国のアレンジは台湾を矮小化させているのではないかとの疑義に対し、以前参加したAPEC首脳会議と比べても、矮小化されているとは感じておらず、逆に中国の善意を感じていると回答。 (4)大陸委員会は9日夜、「蕭習会談」を評価しつつ、両岸は「92年コンセンサス」に基づいて両岸人民の福祉を求める旨プレスリリースを発表。国民党ハイレベルは、習・中国国家主席の発言により、中国の台湾政策は「求同存異(重なる点を求めると同時に、異なる点を残す)」の軌道に戻ると見られるとの見方を示した。 (5)呉ショウショウ・民進党秘書長は、馬政権は中国の矮小化措置に抗議せず、「92年コンセンサス」しか討論しなかったと批判。 (6)両岸の学者らによる、「蕭習会談」に対するそれぞれの見方。
エディタV2