台湾月報

年月日	2014/11/01
分類	両岸関係
記事	馬英九総統は米『ニューヨーク・タイムズ』のインタビューを受け、両岸関係について言及。
掲載紙、掲載面	聯14、時14
備考	（１）馬総統は、APECにおける「馬習会談」が実現不可能となったことについて、中国が、国際社会に「2つの中国」というイメージを与えることを懸念したためであるとして、非常に残念である旨表明。 （２）また、馬総統は、両岸関係は「92年コンセンサス、一中各表(「1つの中国」原則につき、両岸双方が各自表明するとの台湾側の主張)」に基づいて進んでおり、香港行政長官を選ぶ選挙制度の改正案をめぐる抗議活動による影響は受けていないと指摘。仮に香港で民主化を進めれば、両岸人民の心の距離の接近に大いに役立ち、両岸関係がより一層緊密になる重要な一歩となる旨表明。 （３）更に、馬総統は習近平・中国国家主席による「一国二制度」発言に対し、台湾は一国二制度を受け入れられないと再度表明。