台湾月報

年月日	2011/06/17
分類	安全保障・軍事
記事	カク柏村・元国防部長の中国時報によるインタビュー（１６日）関連
掲載紙、掲載面	時1，2、連1，2、自2
備考	(1)カク柏村・元国防部長、台湾に向けた中国のミサイルの配備について、ミサイルの数量を増やして台湾を脅すと台湾独立派が騒ぎ、政治問題化して、結局独立派を利することになるので賢明ではないと指摘した。 (2)また、退役将校らによる中国訪問をめぐる争議については、ハイレベル将校が権限を与えられていない状態で中国を訪問することに賛成しない旨表明すると共に、両岸軍事相互信頼メカニズムの構築については、まず政治的な相互信頼がなければ、軍事相互信頼は成り立たないとの見方を示した。 (3)さらに、全募兵制の実施について、基礎の戦闘能力を備えた兵士の養成は必要であり賛成するが、兵役期間は最大限6年間とすべきであると指摘した。 (4)なお、米国の対台湾軍備供与計画は米台間の実質関係の重要な基礎であり、台湾の現状を安定させる重要な要素にもなると強調した。