台湾の友人の皆様、こんばんは。公益財団法人日本台湾交流協会会長の大橋光夫です。明日２月２３日、天皇陛下が６２歳のお誕生日をお迎えになられます。謹んでお祝いを申し上げますとともに、本日、当協会主催の天皇誕生日祝賀レセプションにお越しいただきました友人の皆様に、心より御礼を申し上げます。
３年前の５月１日、今上天皇陛下が即位され、令和の時代が始まりました。その後、新型コロナウイルス感染症の拡大により、残念ながら一昨年度、昨年度はレセプションを開催することができませんでしたが、本年は、この良き日に、台湾の友人の皆様をお迎えして、令和初となる天皇誕生日祝賀レセプションを開催することができますことを大変嬉しく思います。
皆様ご承知のとおり、本年は、日台友情の歴史において大変意義深い、記念すべき年です。５０年前の１９７２年１２月１日、東京において「財団法人交流協会」が、翌日の１２月２日、台北において、「亜東関係協会」が設立され、日本と台湾の新たな歴史が幕を開けました。それ以降、数多くの先人達の懸命な御尽力により、５０年前に蒔かれた日台友情の種は、今や日本と台湾に力強く根を張り巡らせ、大輪の花を咲き誇っております。
設立５０周年を迎えた本年、当協会といたしましては、深い感謝と畏敬の念を抱きながら、日台友情の種を蒔いた先人達の志と功績に思いを深める一年にしたいと考えております。そして、日台の人々の心に深く根付いた、このかけがえのない友情の絆を次世代に繋げていきたいと思います。引き続き、「台湾日本関係協会」を始めとする、台湾の友人の皆様の御支援を賜ることができれば幸いです。
ここに改めて、天皇陛下の一層の御健勝と御皇室の御繁栄、本日御臨席の皆様の御健勝、そして日台の友情
が末永く咲き誇り、将来、世界連邦への実現につながることを祈念して、私からの祝賀の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。
