5月18日から,第73回WHO総会が開催されています。総会にて日本国政府代表である加藤勝信厚生労働大臣は台湾に言及して公衆衛生上の成果を上げていることを紹介しました。多くの台湾を支持する声があったのにも拘わらず,オブザーバーとして台湾の参加が認められなかったことを心から残念に思います。世界保健機関憲章は,すべての人々が可能な最高の健康水準に到達することをWHO設立目的に掲げています。このすべての人々には,当然,2300万人の台湾人も含まれているはずであり,台湾が排除される理由はありません。今次WHO総会は間もなく終了しますが,日本としては今後も引き続き台湾のWHO総会へのオブザーバー参加を強く支持していきます。
日本台湾交流協会台北事務所代表
泉 裕泰
2020年5月19日