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グローバル協力訓練枠組み(GCTF)5周年記念記者会見

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 6月1日,泉裕泰・当所代表は,グローバル協力訓練枠組み(GCTF)5周年記念の台湾外交部及び米国在台協会(AIT)との記者会見に出席し,挨拶を述べました。GCTFは,2015年6月1日に台湾外交部及びAITによって成立したキャパシティ・ビルディングの枠組みで,2019年から当協会も各ワークショップを共催してきました。
 台湾をパートナーとするGCTFは,公衆衛生,エネルギー,女性の権利,法執行等,多岐に亘る議題について,様々な国・地域から専門家が集まり,議論を深めるための枠組みです。今回,この有意義な取組みであるGCTFを更に発展させるため,台湾以外でのワークショップの開催や,他の国々からより幅広く参加を募ることなどに合意した共同声明を発表しました。
 また,台湾の方々にも,日米台が協力して行っているこの先進的な取組みをもっと知ってもらいたいとの思いから,当協会のホームページにGCTFの専用ページを開設しました。このような取組みも含めて,引き続き,これまで以上に積極的にGCTFに協力していく所存です。

  

代表挨拶

 呉外交部長,クリステンセンAIT所長,メディアの方々,おはようございます。

 本日は多くの方にお集まりいただきまして本当にありがとうございます。

 グローバル協力訓練枠組み(GCTF)は,5年前の今日,台湾外交部と米国在台協会(AIT)の協力の下,第三国の政府関係者や専門家を対象としたキャパシティ・ビルディングの枠組みとして成立し,これまでに20件以上のワークショップを開催してきました。

 日本台湾交流協会は,2019年より共催パートナーとして加わり,昨年実施された全7回のワークショップを共催しました。また,本年も,4月29日に開催された「新型コロナウイルスに係るディスインフォメーションに対する取組み」をテーマとしたバーチャルGCTFを共催してきました。

 日本,台湾,米国は,自由,民主,人権といった共通の価値を有しており,米台間で始まったGCTFという有意義な取組みの輪に,日本も加わることが出来,本日,呉釗燮・外交部長及びクリステンセン・AIT所長と共に共同ステートメントを発表できることを非常に光栄に思います。

 GCTFで議論される内容は,公衆衛生,エネルギー,女性の権利,法執行等,多岐に亘っており,このいずれもが非常に実務的かつどの国・地域にとっても必要とされる内容です。台湾の新型コロナウイルスへの対応が国際的にも高い評価を受けていることにも代表されるように,様々な分野で世界の中でも高い技術や知見を有する台湾が,国際社会の中でより大きな貢献を果たしてもらうことは,国際社会全体にとっても有益なことです。

 当初予定していた本年のワークショップは,新型コロナウイルスの影響によって計画変更せざるを得ない状況となってしまいましたが,バーチャル形式での開催なども含めて新たな形で進化を続けています。今回,共同ステートメントでは,台湾以外でのワークショップの開催なども含めて,より柔軟に取り組んで行くことや,他の有志国の共催参加も含めた幅広い国々からの参加に取り組んで行くことなどに合意しました。

 また,台湾の方々にも,日米台が協力して行っているこの先進的な取組みをもっと知ってもらいたいとの思いから,本日,日本台湾交流協会のホームページにGCTFの専用ページを開設しました。広報の強化なども含めて,日本台湾交流協会として,引き続き,これまで以上に積極的にGCTFに協力していく所存です。日本は台湾から離れることはありませんし,また離れられません。日台は共に歩んでいきます。最後に改めまして外交部とAITに感謝を申し上げます。ありがとうございました。


共同声明
GCTF専用ページ