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「令和3年度外務大臣表彰」表彰式実施(徐興慶・中国文化大学学長、居留問題を考える会)

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 11月17日(水)、当所代表公邸において「令和3年度外務大臣表彰」表彰式が執り行われ、徐興慶氏(中国文化大学学長)及び居留問題を考える会に対し表彰状が授与されました。外務大臣表彰は、我が国との友好関係増進のため長年にわたり取り組まれた個人・団体に対し、その貢献を外務大臣より表彰するものです。
表彰式は、温かく和やかな雰囲気の下、執り行われました。

 徐興慶学長は、1992年に九州大学で国史学の博士号を取得された後、一貫して台湾における日本研究の基盤強化と推進に多大な貢献をされてきました。台湾ではそれまでも日本語教育は盛んでしたが、徐学長は、さらに日本研究を強力に進められたのです。台湾大学日本語文学科の教授でいらした2013年、台湾大学に日本研究センターを創設し、初代主任を務められ、人文科学分野と社会科学分野のバランスを重視した日本研究を提唱されました。2018年に中国文化大学の学長に就任されてからは、同大学に日本研究センターや東アジア社会科学研究院を設立されました。2019年11月には、台湾で初めて開催された「東アジア日本研究者協議会」の第4回国際学術大会を主導し、同大会は延べ530人が参加する盛会となりました。徐学長は現在も引き続き、精力的に台湾の知日派育成に取り組まれています。

 「居留問題を考える会」は、台湾の方と結婚され、当地で生活している日本人の配偶者の方々を中心とした、台湾で最も規模の大きい在留邦人の団体の一つとして、1999年より20年以上にわたって活動されています。国際結婚された方、台湾に在住する外国人が台湾に居留するにあたって直面する様々な問題や課題について改善や解決を図るため、年間を通して台湾各地で座談会や勉強会を開催されてきたほか、生活情報の収集や関係機関への陳情など、長年にわたって、必要な居留情報を提供・共有する場として、台湾に居留している邦人の方々の支えとなってこられました。

 受賞をお祝い申し上げるとともに、益々のご発展を祈念いたします。

泉代表の挨拶全文は以下の通り。

 徐興慶・中国文化大学学長
 「居留問題を考える会」の皆さま

 こんにちは。

 この度、中国文化大学の徐興慶学長並びに「居留問題を考える会」は、令和3年度外務大臣表彰を受賞されました。日本台湾交流協会を代表し、心よりお祝い申し上げます。

 外務大臣表彰は、日本と諸外国・地域との友好親善の増進に多大な貢献をされている個人並びに団体の功績を称えることを目的としており、台湾からは2016年より毎年、個人・団体が受賞されています。

 徐興慶学長は、1992年に九州大学で国史学の博士号を取得された後、一貫して台湾における日本研究の基盤強化と推進に多大な貢献をされてきました。台湾ではそれまでも日本語教育は盛んでしたが、徐学長は、さらに日本研究を強力に進められたのです。台湾大学日本語文学科の教授でいらした2013年、台湾大学に日本研究センターを創設し、初代主任を務められ、人文科学分野と社会科学分野のバランスを重視した日本研究を提唱されました。2018年に中国文化大学の学長に就任されてからは、同大学に日本研究センターや東アジア社会科学研究院を設立されました。2019年11月には、台湾で初めて開催された「東アジア日本研究者協議会」の第4回国際学術大会を主導し、同大会は延べ530人が参加する盛会となりました。徐学長は現在も引き続き、精力的に台湾の知日派育成に取り組まれています。

 「居留問題を考える会」は、台湾の方と結婚され、当地で生活している日本人の配偶者の方々を中心とした、台湾で最も規模の大きい在留邦人の団体の一つとして、1999年より20年以上にわたって活動されています。国際結婚された方、台湾に在住する外国人が台湾に居留するにあたって直面する様々な問題や課題について改善や解決を図るため、年間を通して台湾各地で座談会や勉強会を開催されてきたほか、生活情報の収集や関係機関への陳情など、長年にわたって、必要な居留情報を提供・共有する場として、台湾に居留している邦人の方々の支えとなってこられました。

 このように、皆さまが長年にわたり、日本と台湾の絆を紡いできて下さったことに、改めて心からの感謝と敬意を表するとともに、私といたしましてもこの場でお祝いができますことを大変嬉しく思っております。

 最後に、皆さまの今後の益々のご発展とご健勝、そして日本と台湾の友好交流の一層の発展を祈念して、お祝いの挨拶とさせていただきます。

本日は誠におめでとうございます。