３月２５～２７日、当協会は、「国際詐欺犯罪との闘い」をテーマとした「グローバル協力訓練枠組み（ＧＣＴＦ：Global Cooperation and Training Framework）」のワークショップを台湾の外交部、行政院打撃詐欺弁公室、内政部、法務部、デジタル発展部、国家通訊伝播委員会、金融監督管理委員会、内政部警政署、米国在台協会（ＡＩＴ）、豪州弁事処、英国在台弁事処と共催し、片山和之代表が開幕式で挨拶を行いました。
今回のワークショップにおいては、日本から安力川幸司・一般社団法人日本ユニファイド通信事業者協会（ＪＵＳＡ）副会長 専務理事、市原尚久・メルカリＣＩＳＯが情報通信分野やＣ２Ｃマーケットプレイス事業における日本の国際詐欺犯罪への対応について紹介し、台湾、米国、豪州、英国の専門家からもそれぞれが持つ知見や経験が共有されました。
当協会は、ＧＣＴＦの更なる発展のため、引き続き協力していきます。
以下、片山代表挨拶
陳建仁・台湾行政院院長
サンドラ・オードカーク・ＡＩＴ所長
ダニエル・スチュアート・豪州弁事処副代表
トム・バーン・英国在台弁事処副代表
そしてご来賓の皆様、こんにちは。
本日、今年初めて開催されるＧＣＴＦワークショップの開幕式でご挨拶させていただくことに、非常に大きな喜びを感じています。今回のワークショップは「国際詐欺犯罪との闘い」をテーマとし、各国・地域からお招きした専門家の方々の知見をご紹介いただきます。
「国際詐欺犯罪」は金融や通信、デジタルといった幅広い分野に跨がる世界規模の課題であり、日本や台湾だけでなく、多くの国々にとっても関心が極めて高いテーマだと思います。この問題に対する他国の対応策を学び、協力する道を模索していくことも必要です。本日は、各分野のプロフェッショナルのご講演を通じて、皆様が知識と交流を深められることを期待しております。
また、本ワークショップでは、フルパートナーである台湾・米国・豪州だけでなく、英国が共催として加わってくれたことを心から歓迎します。今後もより多くの有志国にＧＣＴＦの輪に参加してもらえればと思います。
最後に、本日のＧＣＴＦワークショップの成功を心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。