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第2回「ことばと文化」  (6月24日)

更新日時

2006年 6月 28日作成

コンテンツ

 今回は淡江大学応用日本語学科非常勤講師、上田智美先生を講師に迎え、「ことばと文化」をテーマに、お話しいただきました。

日  時:2006年6月24日(土) 15:00~17:00
講  師:上田智美氏(評論家・淡江大学応用日本語学科非常勤講師)
参 加 者:台湾の日本語教育関係者及び大学(院)生他 26名
配布資料:参考文献リスト  (PDFファイル:Acrobat Readerが必要です)   


 「文化」とは「人と人がかかわりあう上で生まれてくる営みの所産である」ことを基本として、その「営み」を形作っていく心を表現するための「ことば」、「(自分たちの)共通の文化の絆」としての「ことば」・「ことばの力」について、改めて自分と向き合い、考える講演会となりました。

   「ことば」には、“意味を明確に伝えるための効率的なことば”と、“意味だけでなく、感性を伝える、自分の中で感じている目に見えない何かを外に引き出すための道具としてのことば”があり、教師の役割は“効率的なことば”を教えることだけでなく、学習者の中から生み出される“感性を伝えるためのことば”を引き出すこと、そのための環境作りや能力の見極めであることが強調されました。

   また、文化の基盤である「ことば」は1人の人格を育てていくために大切なものであり、自分の血肉となる「ことば」つまり母語をしっかりと話し、聞き、読み、書くことができるようになってこそ、「異国語(外国語。母国語に対する概念)」もしっかりと学ぶことができるのであり、この「ことば」を育てる力がある国は文化の底力を備えていると結びました。


(講師の上田智美先生)