中央銀行は5 月5日に最新の統計を発表した。それによると、4月末の外貨準備高は前月比25.22億米ドル増加の3,575.57億米ドルと2008年11月以降18ヶ月連続の増加となった。世界ランキングでは引き続き中国、日本、ロシアに次いで4位となった。
金融監督管理委員会の発表によると、4月の外資資金の純流入額は46.3億米ドル(約1,463億台湾元)となり、単月ベースでここ7ヶ月での最高となった。また、証券取引所の統計によると、4月の外資資金による台湾株の買い越し額は約1,164億元で、外資資金流入総額の約8割を占めていることとなる。
林孫源・中央銀行外為局長は、4月の外貨準備高の増加要因について外貨準備の運用による利益収入の増加と外資資金の純流入によるものであると分析している。
外貨準備高・為替レートの推移(PDFファイル)