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2011年 2月 25日作成

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 中央銀行は1 月5日、最新の外貨準備高を発表した。それによると、2010年12月末の外貨準備高は前月比27.48 億米ドル増加の3,820 億米ドルとなった。2010年の年間増加額は338.7億米ドルの増加となり、2009年の年間増加額(564.91億米ドル)に比べ大きく減少した。
 林孫源・中央銀行外為局長は、12月の外貨準備高の増加要因について、主にユーロの対米ドルレート上昇による帳簿上の資産価額の増加によるものであると説明した。また、林局長は、2010年の外資資金の有価証券保有額及び預金残高は合計2,375億米ドルと外貨準備高の60%強に達しており、もし外資資金が全て台湾から撤退した場合、中央銀行は米ドル供給の役割を果たさなければならないことから、3,820億米ドルの外貨準備高は決して高い水準とは言えないと述べた。
 外資資金の流入動向及びその影響について、林局長は、2010年11月時点で外資資金による公債投資額は約2,500億元であったが、同月に金融監督管理委員会が外資資金の公債投資額を流入総額の30%以内とする制限を発表したこと、2011年1月末までに300億元(約10億米ドル)分の満期が到来することもあり、今後続々と外資資金は海外に還流するので、米ドルに対する需要が急増する見込みであると説明した。また、大手金融機関の幹部も、外資資金が投資した公債の満期が1月に続々と到来することや外資資金による信用取引の保障金残高が400億米ドルを下回り徐々に減少していることから、今後の台湾元レートの上昇圧力及び上昇幅が縮小していくとみている。


 外貨準備高・為替レートの推移[PDFファイル]