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2010年 12月 27日作成

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 中央銀行は11 月5日に最新の外貨準備高を発表した。それによると、10月末の外貨準備高は前月比33.3億米ドル増加の3,838.35 億米ドルと24ヵ月連続で過去最高記録を更新した。増加の主な要因としては、ユーロなど主要貨幣の対米ドルレートの上昇による帳簿上資産価値の増加、外貨準備の運用益の増加によるものが挙げられている。銀行関係者は、この増加幅の推移から推測すると、早ければ2011年の第1四半期には4,000億米ドルの大台を突破し、3位のロシアが縮まるであろうとの認識を示している。
 林孫源・中央銀行外為局長は、外資資金の大量の流入は各国の外貨準備高の増加をもたらしており、8月末と9月末の比較では、ブラジルの増加幅が+4.63%と最も大きく、次いで中国、日本、インドがそれぞれ+3.5~+4%となり、シンガポール、ロシアはそれぞれ+2.67%、+2.5%となっており、台湾(+2.27%)は韓国(+1.53%)を上回ったのみであり、外貨準備高の増加は世界各国での生じていることであり、台湾だけが特別なわけではないとの認識を示した。
 また、同氏は、1~10月の物価指数について、米ドルベースでは+12.51%、台湾元ベースは+7.87%となり、両者の差が4.64%となったことについて、台湾元高は輸入物価の上昇に抑制効果があり、「輸入物価は更に安くなっている」と強調した。


 外貨準備高[PDFファイル]