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2010年 6月 22日作成

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 中央銀行が5月25日に発表したマネーサプライによると、4月のM1aの伸び率は+15.71%、M1bの伸び率は+17.92%。、M2の伸び率は+4.18%となり、株式市場の資金動向に関連するM1bの伸び率は4ヶ月連続での低下となった。M1bの伸び率は2008 年7月に▲5.77%となった後、中央銀行の利下げにより上昇の一途をたどり、2009年7月以降は20%以上の伸び率を維持していたが、2010年4月になって20%の大台を割ることとなった。市場関係者の中には、株式市場の活況は外資の流出により終了しつつあるとの見方もある。一方、全体の資金供給を表すM2の伸び率は7ヶ月連続の低下となったものの、依然として中央銀行の目標レンジ(2.5%~6.5%)の範囲内にある。これについて、金融関係者の一部には、M2の伸び率が継続的に低下していることは中央銀行が量的金融緩和政策が終了され、市場資金がタイトになってきている兆しであると解説している者もいる。
 陳一端・中央銀行経済研究処副処長は、4月のM2及びM1bの伸び率が低下していることについて、主に昨年の水準が高かったことによるものであり、4月の外資流入額は46.3億元に達していること、株式市場の取引状況や株式市場の資金動向を反映する普通預金も増加していることに加え、各経済指標もよくなってきていることから、同行は株式市場の資金は依然として潤沢であるとの認識を強調した。また、陳副処長は経済のファンダメンタルズから見ても、金融機関の投融資の増加は顕著であり、民間債権が月当たり1,410億元の増加となっていることは企業の資金需要の発生を示しているほか、対外貿易協会が積極的に海外から調達ミッション団の誘致を推進しており、今年の海外企業の台湾からの調達額は200億米ドル(6,400億元)に達すると見込んでいることから、企業の借入意欲は更に高まるだろうとの認識を示した。

 金融動向(PDFファイル)