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2010年 7月 26日作成

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 中央銀行が6月24日に発表した5月のマネーサプライによると、M1aの伸び率は+15.92%、M1bの伸び率は+14.67%、M2の伸び率は+3.54%となった。全体の資金供給を表すM2の伸び率は8ヶ月連続の低下となったが引き続き中央銀行の目標レンジ範囲内で推移しているほか、株式市場の資金動向に関連するM1bの伸び率は5ヶ月連続の低下となった。
 陳一端・中央銀行経済研究処副処長は、5月の証券振替決済預金残高は1.12兆元となっており、外国人による台湾元建ての預金残高は前月比427億元増加の2,545億元であることから、株式市場の資金動向は依然として潤沢な状態にあるとの認識を示した。なお、1~5月のM1b及びM2の平均伸び率はそれぞれ+20.95%、+4.55%となった。
 陳奕光・第一投資顧問研究部主管は、M1bがM2の伸び率との差は一般的に株式市場への資金供給の潜在力の参考数値となっているが、最近では昨年の比較水準が高かったため両者の差は次第に縮小しており、5月はここ1年での最小となったものの、過去の水準に比べ依然として高水準にあることから台湾株式市場の資金動向において供給不足といった問題はなく、投資家の市場に対する信頼感が戻れば株式市況は回復すると述べた。
 なお、中央銀行では、6月24日の理監事会において公定歩合を0.125%引き上げることを発表したほか、台北市近郊の不動産融資を引き締める規制を発表した。

 金融動向表(PDFファイル)