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2011年 1月 25日作成

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 中央銀行が12月24日に発表した最新のマネーサプライによると、11月のM1aの伸び率は+8.31 %、M1bの伸び率は+9.18%、M2の伸び率は+5.2 %となった。M1bの伸び率は11ヶ月連続の低下となったほか、2009年5月以降で初めて伸び率が10%を切った一方、M2の伸び率は6ヶ月連続の上昇となった。M1bとM2の伸び率との差は3.98 ポイントに縮まったが、陳一端・中央銀行経済研究処副処長は、2010年中にM2の伸び率がM1bの伸び率を上回る「デットクロス」現象が発生することはないと説明した。
 陳副処長は、M1bの伸び率が低下した要因は、昨年の水準が高かったためであり、来年の年頭からM1bの伸び率は再び上昇すると見込まれると説明した。また、11月のM1bの月中平均残高は11兆1,128億元、うち証券振替預金残高が1.3兆元と両者とも過去最高金額となっており、市場資金は引き続き潤沢な状況にあり、投資家は心配することはないと強調した。中央銀行の統計によると、11月末の主要金融機関の普通預金残高は前月比1,045億元増加の10兆1,823億元と過去最高となった一方、定期預金残高は前月比55億元増加の19兆4,834億元となっており、11月に入って、株式市場の活況に伴い、多くの投資家が定期預金を解約し資金を株式市場に投資している状況にあると、中央銀行の担当者は説明している。さらに、11月の外資流入額が14億米ドル(420億元相当)であるにもかかわらず、外国人の台湾元建ての預金残高が前月比▲341億元の2,217億元となっていることについて、外資資金が流入後すぐ株式市場に投資し、株価の上昇をもたらしたと説明した。
 貸出及び投資について、今年に入り、国内外景気の回復により資金需要の増加が顕著となっており、11月末の主要金融機関の貸出及び投資残高の伸び率は、主に銀行による民間部門への債権が増加したことにより、10月末の+5.96%から+6.33%に上昇した。


  金融動向表[PDFファイル]